……。
千円札を100円玉に替える龍輝さん。
そこへ、誰かが近寄っていく。
「え…」
それも一人や二人じゃなくて、たくさんの女の子…。
(同じ学校の、人…?)
…学校で見る光景と同じものがそこに広がっている。
いつも女の子に囲まれてる、「四聖獣」の龍輝さん…。
「…っ……」
ドクン ドクン ドクン....
さっきまで隣に居た龍輝さんが、今はまた遠くに居る…。
やっぱり、私なんかが近づいちゃいけない人なんだ…。
龍輝さんは、私とは違う世界に生きてる人なんだ…。
…キャーキャーと騒がしい中で、龍輝さんが私を見る。
だけど私はそれに気付かないフリをして、たくさんの人に紛れながらその場から離れた。
やだな…。
私、なんでこんなことしてるんだろ…。
(…可愛い子、ばっかりだったな…)
……私には無い輝きを、あの子たちは持ってる。
そんな風に見えた。
「……はぁ…」
…これからどうしよう?



