【完】校内1のイケメンに恋をした!!



す、好きって…えぇ…!?




「なんかお前って、すげー素直な感じじゃん?
裏表の無い奴、っつーの?
ほら、大雅とか。あいつも真っ直ぐだから好きなんだよなぁ」

「え…」


……あ、そういう意味ですか…。

「私のこと」が好きなんじゃなくて、「裏表の無い奴」が好き。ってことね…。


「あ、ちょっと両替してくるわ。
ここに居ろ? すぐ戻る」

「…はーい」


……はぁ…。


…そうだよね。

龍輝さんが「私」に好きなんて言うはずがない。


馬鹿だなぁ…。
そんなの、初めからわかってたはずなのに。






少し離れたところにある両替機。
そこへ向かう龍輝さんの後ろ姿を見つめながら、ため息をつく。


“好きだよ、お前のこと。”


…その言葉が、ちゃんと「私」に向いてたらよかったのにな…。