「おーい、どした?」 へ…!? 「わっ…!?」 すぐ目の前に、笠井さん…!? 「ボーッとしてどうした?」 「な、なんでもないですっ…!」 「そっか? なんか顔赤くね?熱あんじゃない」 「だ、大丈夫です…!」 笠井さんが凄く近くに居るせいだよ! なんて言えるはずはなく、バッと目を逸らした。 でも運悪く、目を逸らした先に居たのは大雅さん…。 「ねぇ真由ちゃん、やっぱり俺と付き合う?」 …はい!? な、なんでそうなるの…!?