【完】校内1のイケメンに恋をした!!



そこに居たのは、トイレに逃げ込んだはずの優ちゃんだった。

優ちゃんは私の前にでーんと立って、座ってる笠井さんを上から睨み付ける。




「さっさと自分の教室に行ってください。
ここに居たら先生に叱られますよ?」


わ…笠井さん相手にそんな風に言えるなんて、凄い…。




「んー…なんで君が指図すんの?」


ドキン

笠井さんの雰囲気が変わった。
顔は笑ってるけど、彼の纏うオーラが黒っぽく変化した。ような気がした。




「そんな風に言っても駄目ですよ」


でも、優ちゃんも引かない。