「私たちもまだ全然予定無くて! だからさ、龍輝くんと一緒に回れたら楽しいだろうなって思ったんだけどー」 「うんうん! 予定無いなら私たちと回ろー?」 …女の子特有の甘い声。 きっと、目はキラキラで仔犬みたいに龍輝さんを見つめてるんだと思う。 ……龍輝さんは、そんな彼女たちに小さく返事をした。 「…わりぃ、一緒に回るのは、出来ねーよ」 …今まで楽しそうに笑ってた龍輝さんから一変、凄く寂しそうな声が辺りに響いた。