入り口で大雅さんが電話して、その数分後に龍輝さんと朔也さんが外にやって来た。 龍輝さんは私を見て小さく笑い、それから大雅さんを見る。 「それで、大雅。これからどこ行く?」 「あー…実は全っ然考えてないんだよねぇ」 「はぁ? 言い出しっぺはお前じゃん」 「んー…」 大雅さんが私をチラリと見る。 そして、さっきと同じようににっこりと笑った。 「今日は龍輝の部屋でまったり過ごすでいいんじゃない?」 ………。 「…はぁ?」 …全員の声が重なった。ような気がした。