「でも、もう冬だぞ!早く決めないと。」
うん。
それはものすごく分かってはいるんだ。
だけど…さ、
高校ってどんなのがあるか分かんない…
だから決められてないんだよ!
「遼は?」
「あたしは、さ…その…。」
「何?」
「だからね、翔と同じとこ行きたいなぁとか思っちゃったり…」
「あっそ。」
「聞いといて、そのそっけない返事は何だね!!」
「別にいいじゃん。(笑)」
俺は、この間遼に告白とやらをされたらしい。
でも、俺には好きな人がいるから断った。
それでも遼は変わらず普通に接してくれる。
ホントに偉大なやつ。(笑)


