「優しいね?」 「……んなことねぇ。」 ふふっと笑いがこぼれる。 私が笑ったのを見て浪倉君はニヤッとしながら言った。 「…俺がお前のボディーガードやってやる。」 「え?」 「俺が学校でも店でもお前を守ってやるんだ、感謝しろ。」 え?え? ちょ、意味がわかんないっ!! 「ど、どういう…?」 「お前、いちいちめんどくせぇな。お前は俺に守られてりゃいいんだよ。ぐだぐだ言うな、ボケ。」 えぇぇぇ。すごい俺様…。