成り行きで家まで送られてる私。 ……無言。 「あ、ここらへんで大丈夫だよ?」 そこの角曲がれば家だしね。 「は?家まで送る。」 えぇぇ…。 もーいいって……聞いてない。 角を曲がるとお兄ちゃんに出くわした。 「莉乃!!心配してたんだぞ!?」 「お、お兄ちゃん…。」 お兄ちゃん、浪倉君のことガン見…って浪倉君金髪のままだし!?