私は、リナリー
この森で産まれ
この森で育った

でも、私は一度も両親の顔を見たことがない。
それに…この森に住む、私以外の人間も1人しかしらない。

その方の名前は、アルティア

私の前に現れたのは、5・6年程前
突然現れて、あたかも当たり前の用に私の側で、私の面倒を見てくれる。

妖精や動物たちが友達だった私の、初めて出来た人間のお友達。

「……くしゅッ//」

風が冷たくなってきた…
早く帰らねば
きっと彼が心配しているに違いない
彼は、とても過保護で心配性なのだ…;