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ザッ、ザッ、


「…っ、…っは、はぁ…っ、」


…もう、来ないよね。


「…はぁ、はぁ…っ、」


夜中のネオン街。


あたしが今いるのは、細くて真っ暗な路地。


「…ってぇ…、」


疲れた。


帰るっていっても、帰る場所もないし、まず体が動かない。


「…っ、ヤバ…」


ヤバイ。痛すぎる。


これは本格的にヤバイ。


今すぐにでも意識が飛びそう。


全く、よくもここまでやってくれたな。