野良猫に翼を



うん、もう行こう。


飯も置いたし、水も薬も置いた。


俺は部屋から出よう…とした。


「…い、やっ…」


…のの?


「…や、だ…っ」


起きてない、よな。


「やぁっ…ご、め…なさっ…」


…こいつ、どんな夢みてんだよ…。


「…ゆる、してっ…」


泣いてる。大丈夫か…?


「…おい、のの、」


「嫌っ、」


寝てるはずなのに、俺が腕に触れると大袈裟に反応するのの。