もう誰もいなくなってしまった教室。 午前中はあんなに騒がしいのに。 寂しい………。 世界にあたしだけしかいないみたい。 「…陸のばぁか 残るって言ったじゃん…」 小さく呟いたあたしは 目に涙を浮かべた。 嘘つき。 陸の嘘つき。 陸なんて大キライ……。 女の子に嘘ついたら バチ当たるんだから…。 でも、 でも。 「嫌いになんて……なれない…」 ポタッとあたしの目から流れたものは ノートにひとつ、シミを作った。