後ろから声をかけてきたのは 朝練帰りの杏だった。 「杏〜〜〜!」 あたしは勢いよく席を立って 杏に抱きつく。 それを見てクラスのみんなが 少しだけザワついた。 「え、ケンカしてたんじゃないの?」 「というかケンカだったの? 絶縁的な感じだと思ってた」 なんて声がちらほらと聞こえる。