ノックもなく、バンッと音をたてて
眉間にシワを寄せながら入って来たのは
あたしの弟、飛乃【ﾋﾉ】だった。
「なに！？いきなり入って来ないで！」
今、陸にメールを送るか悩んで…。
………え。
フッとケータイを見たら
画面には【送信しました】の文字。
え、え、え…？
あたっ、あたし…
送信ボタン押しちゃった…の？
「おい！聞いてんのか姉ちゃん！」
「聞いてないよ！！！」
「じゃあ聞けよ！！」
「……っ！」
飛乃め……。
あんたのせいでっ！！！
送信ボタン押しちゃったじゃんかあ！
メニュー
ノックもなく、バンッと音をたてて
眉間にシワを寄せながら入って来たのは
あたしの弟、飛乃【ﾋﾉ】だった。
「なに！？いきなり入って来ないで！」
今、陸にメールを送るか悩んで…。
………え。
フッとケータイを見たら
画面には【送信しました】の文字。
え、え、え…？
あたっ、あたし…
送信ボタン押しちゃった…の？
「おい！聞いてんのか姉ちゃん！」
「聞いてないよ！！！」
「じゃあ聞けよ！！」
「……っ！」
飛乃め……。
あんたのせいでっ！！！
送信ボタン押しちゃったじゃんかあ！
