「予定変更」春二は私の腕を引っ張って普通にキスをしてくる。反抗する暇もなくキスされる。
舞台の向こうからは大きなざわめき。ヒューヒューも聞こえるけどざわめきの方が大きい。春二の胸板を押してもびくともしない。
しばらくしてやっと口から離れた春二。
「アホっ!!」私は春二のお尻をバシっといっぱつ蹴ってやった。
「いってー」春二は大きな声でお尻を押さえながら叫ぶ。
「こんなとこでキスする馬鹿はどこにいんのよ!!」
「だってお前がしてほしそうな目で俺を見るからだろ」
「いつ、誰が、どこでそんな目をしましたかー!!」舞台上ということを忘れ言い合いが始まってしまった。



