「ほぇ?私、ボーッとしてた?」

雪菜は、頷いた・・・。

そっか、授業も耳に入らなかったし・・・。

でも、どうしても気になるよ・・・。

「まぁ、それはいいとして、購買行くよー♪」

「あ、う「優輝くぅん♪一緒にお昼食べよぉ!」

桜の言葉が、知らない女の子の声で遮られた。

「ん?またぁ、優輝狙いの女の子だね・・・」

チクッ・・・

あれ・・・?なんだか胸が痛い・・・。

何でだろう・・・、優輝が他の女の子と仲良くしているから?