ブスになりたい女 〜高飛車美少女 VS 秀才クール男子〜

 私は「うん」と頷き、顔がカーッと熱くなった。思い出すと、恥ずかしくて。


 和也が言ったアレというのは、例のうっとうしい月のモノの事。

 実は先週、学校の帰りに和也の家に2回目の訪問をし、和也の部屋でついに初エッチを……となった時、寸前でアレが来てしまったのだ。


「今日こそは、邪魔が入らないだろうな……」


 邪魔かあ。邪魔と言えば……


「たっちゃんがいたりして?」


「おい、嫌な事を言うなよ?」


「うふふ。そう言えばたっちゃんって、いつもあんな格好してるの?」


「え? まさか。あれは彩花を脅かすための仮装だよ」


 なんだ、そうか。あんなんで女の子に人気なんて、変だなと思ったんだ。オスカルじゃね……。アンドレだったらわかるけど。


「普段の兄貴は、アンドレとかいう奴に似てるらしいよ」


「え? そうなの!?」