ブスになりたい女 〜高飛車美少女 VS 秀才クール男子〜

「ちいちゃんもその眼鏡、やめたらどうかな?」


「え?」


 っと言って、ちいちゃんはキョトンとしている。ちょっと唐突だったかな。


「コンタクトに変えたらどうかな?」


「コンタクト?」


「うん」


「目に入れるのは怖いし、そんなお金は……」


「お金の事は心配しないで? 私がプレゼントするから」


「プ、プレゼント? ダメだよ、そんなの……」


「そう言わずにもらってよ。お願い!」


 そう言って私は顔の前で手を合わせた。祈るような気持ちで。


「でも……」


 ちいちゃんは困惑した様子だった。説得は難しいかな……

 そう思っていたら、


「彩花ちゃん」


 と言う声がして、ある男子が私達に近付いて来た。