ブスになりたい女 〜高飛車美少女 VS 秀才クール男子〜

 中野君は、迷う事なく真っ直ぐにちいちゃんの家に向かって行った。つまり、ちいちゃんの家を知ってるらしい。それどころか、何度も行ってるらしかった。なぜなら、私達を出迎えた琢己君と卓君が、中野君を見て「和也さん」って呼んだから。


 中野君は二人にお母さんの容態を説明したけど、嘘のない範囲で二人が心配しないよう、上手に説明をしていた。


 案の定、琢己君達はお腹を空かしていて、実は私もなんだけど、すぐに夕飯作りを始めたのだけど、これが大変だった。


 私が料理を出来ないのはもちろんだけど、得意だと豪語していた中野君も実は全然ダメ。なんで得意だなんて言ったんだろう……


 琢己君と卓君も加わり、4人で大騒ぎしてカレーを作った。