病院の外は、すっかり闇に包まれていた。寒くもなく暑くもなく、緩やかに吹く春の夜風が心地よかった。
思いもよらず中野君と夜道を歩く事になり、こんな時に不謹慎とは思いつつも、私はロマンチックな気分に浸っていた。
考えたら、私服姿の中野君を見るのは今夜が初めてだ。私服の彼は、少し大人っぽく見える。大学生と言っても通るのではないかしら。
そんな事を思いながら、横を歩く中野君をチラチラ見て歩いていたら……
「きゃっ」
足下がお留守だったらしく、私は石コロか何かにけつまずいてしまった。
思いもよらず中野君と夜道を歩く事になり、こんな時に不謹慎とは思いつつも、私はロマンチックな気分に浸っていた。
考えたら、私服姿の中野君を見るのは今夜が初めてだ。私服の彼は、少し大人っぽく見える。大学生と言っても通るのではないかしら。
そんな事を思いながら、横を歩く中野君をチラチラ見て歩いていたら……
「きゃっ」
足下がお留守だったらしく、私は石コロか何かにけつまずいてしまった。



