「お母さん、死んじゃイヤだ……」
ちいちゃんが泣き出してしまった。私はちいちゃんを励まそうと思ったけど、それよりも早く中野君がちいちゃんの肩を抱いた。
「大丈夫だよ、ちいちゃん。お医者さんを信じよう? ね?」
中野君は優しい声で諭すようにそう言い、ちいちゃんをベンチに座らせ、その横に座った。
そしてちいちゃんは頭を中野君の肩に預け、中野君はそのちいちゃんの頭を、そっと撫でた。
私はというと、立ってるのもどうかと思ったので、中野君の横に腰掛けた。少し間を空けて。
静まりかえった病院の廊下に、ちいちゃんのすすり泣く声だけが響いていた。
ちいちゃんが泣き出してしまった。私はちいちゃんを励まそうと思ったけど、それよりも早く中野君がちいちゃんの肩を抱いた。
「大丈夫だよ、ちいちゃん。お医者さんを信じよう? ね?」
中野君は優しい声で諭すようにそう言い、ちいちゃんをベンチに座らせ、その横に座った。
そしてちいちゃんは頭を中野君の肩に預け、中野君はそのちいちゃんの頭を、そっと撫でた。
私はというと、立ってるのもどうかと思ったので、中野君の横に腰掛けた。少し間を空けて。
静まりかえった病院の廊下に、ちいちゃんのすすり泣く声だけが響いていた。



