ブスになりたい女 〜高飛車美少女 VS 秀才クール男子〜

「だ、だとしても、こういう時はか弱い女子を気遣うのが男ってもんでしょ?」


 と言ってやった。すると、男子は「うっ」と言葉をつまらせた。ふっ、私の勝ちね。

 と思ったのも束の間、


「うるせえよ、ブース!」


 そんな捨て台詞を残し、男子は行ってしまった。

 私がキーッとなってると、


「大塚さん、大丈夫ですか?」


 と、心配そうな顔で高木さんから言われた。


「うん、大丈夫。ちょっと痛かったけど」


「だから危ないって言ったのに……」


 あっ。危ないって、そういう事?