ブスになりたい女 〜高飛車美少女 VS 秀才クール男子〜

「高木さん、なんでそんな端っこを歩くのよ?」


「え? 大塚さんこそ、どうして真ん中を歩くんですか?」


「はあ? 普通でしょ? 真ん中を歩くのは」


「そうなんですか? 危ないと思いますけど……」


「危ないって、何が……?」


 と言い掛けた瞬間、私は肩のあたりにドーンという衝撃を覚えた。


「きゃっ」


「うわっ」


 どうやらどこかの男子が私にぶつかって来たらしい。


「痛いなあ、もう……!」


 私が文句を言いながら肩をさすり、ぶつかって来た男子を睨むと、


「痛えじゃねえかよ、バッキャロー!」


 と言われた。