儚く散った私の恋



キスをしながら器用に脱がす時雨。

「んん…っ…時雨…」

唇が離れ、今度は首筋を舐められた

声が漏れないように自分の口を
手で押さえ、目を瞑る。

「声出して?それと俺を見ろ」

そう言って時雨は私の手を
退かして目を開けるように促す。

私はゆっくり目を開けた。

こんなに間近で時雨を見たことない。
年齢は…20代前半と言った
ところだろうか…。

髪は耳の辺り、ちょうど耳が
隠れるくらいで色は茶色。

切れ長な瞳はしっかり私を
…私の瞳をとらえていた。

「あ、の…し、ぐれ…」
「しっ。黙って」

そう言うなりなんなり私の
胸元に顔を埋めた…。