…なんて、有り得る訳がない。 2、3時間で好きになるわけがない。 「…ぷはぁ」 私は唇を離しボーッと時雨を見た。 「お、お前…」 「…アンタからしてきたから」 「は?」 「おあいこ。」 まぁ、実際はしたくなっただけ。 別に好意なんか持っちゃいない。 アンタの瞳が寂しそうだから。 アンタにも何かあったんでしょ。 「で、私はアンタを知らない」 「朝に俺はお前を見た」 朝…? 朝にこんな奴と会ってない。