儚く散った私の恋



「…名…名…?」
う、ん…?…なんだろう…?

「椎名っ!椎名!」
し、ぐれ…?

「椎名、大丈夫か!?」
時雨が焦ってる…あの時雨が…。

私は思わずクスリと笑ってしまった

「……あ?」
……あれ。
私、一体どうして………
「ああああぁぁぁっ!」

大声を出さずにはいられない。
「…んだよ。」
不機嫌そうな時雨の声色。
「なんで私にキスしたの」

思い出した…時雨にキスされて
それで意識なくしたんだった…
「…気に入ったから」

はああぁぁぁ!?
ふざけんなってーの!!
意味分かんないし!!

「…帰る。」
「帰さない。」

そう言って私をベッドに
押し倒す時雨。
ヤバい…これはヤバすぎる…

身の危険を感じた私は時雨を
押し返そうと試みた……が

やっぱり無理でした。

相手は時雨…だし…?