ヘリで逃亡したゲニーエフが海上の孤島の秘密基地から放送を始めた。
北の海域には多数の孤島が存在し、特定は難しい。
「国を導く私に歯向かうものは国民にあらず。粛正してやろう」
孤島のひとつからミサイルが一発打ち上がった。
それをいち早く見つけたハリーがミサイルを無力化する。
「被弾せずに落ちたのは化け猫の力か?ならばこれでどうだ」
更に一発、二発、三発…あちこちの孤島からミサイルが打ち上げられていく。その数は数十発にも及ぶ。
「いったいどれだけあるんや」
赤き黎明の部隊やアーサーたちも海岸線に到着し、街を背に迎撃を始めた。
そこには正規軍のラビィもいる。
「ダメじゃ!一発間に合わん」
その時だ。一筋の閃光がミサイルを撃ち抜いた。
傷ついたウラルの翼のスナイパーだ。他の機体も迎撃してくれている。
「あいつら…。しかしこれでは数が多すぎるわ」
「かのメタトロンでもとめられまい」
ゲニーエフがモニターの向こうで笑う。
「メタトロン。そう呼ばれとったこともあったな」
北の海域には多数の孤島が存在し、特定は難しい。
「国を導く私に歯向かうものは国民にあらず。粛正してやろう」
孤島のひとつからミサイルが一発打ち上がった。
それをいち早く見つけたハリーがミサイルを無力化する。
「被弾せずに落ちたのは化け猫の力か?ならばこれでどうだ」
更に一発、二発、三発…あちこちの孤島からミサイルが打ち上げられていく。その数は数十発にも及ぶ。
「いったいどれだけあるんや」
赤き黎明の部隊やアーサーたちも海岸線に到着し、街を背に迎撃を始めた。
そこには正規軍のラビィもいる。
「ダメじゃ!一発間に合わん」
その時だ。一筋の閃光がミサイルを撃ち抜いた。
傷ついたウラルの翼のスナイパーだ。他の機体も迎撃してくれている。
「あいつら…。しかしこれでは数が多すぎるわ」
「かのメタトロンでもとめられまい」
ゲニーエフがモニターの向こうで笑う。
「メタトロン。そう呼ばれとったこともあったな」