「うわ」 あたしを見るやいなやその人は 顔を歪ませた。 「ちょっと!うわ、って何?」 「お前もかよ。」 椅子に座って足を組んだ。 看病してから、あたしと奈南のお兄ちゃんの関係が ちょっとだけ変化した。 まるで兄妹みたいに。 悪態ついたり。 呼び捨てで呼んだり。 いつからとかは分かんないけど、 自然にそうなった。