「……ん…」 ―私が目を覚ますと、朝になっていてカーテンから差し込む朝日がまぶしかった。 こんなに、爽やかな朝は今までなかった 私、ずっと悩んでたから… でも、この2人のおかげで悩みはなくなった。 「…今、何時なの…」 時計を見てみると、6時を指していた。 私の通う、百合崎高校は、ここから電車で1時間、そこから徒歩15分のところにある そして私がメイクにかかる時間が30分。 ギリギリだった。