私が生まれてどのくらいの 時間がたつのか 検討もつかない。 目が覚めたら 川沿いの土手の下に 捨てられてた。 小さなダンボールに 汚れたタオルが 一枚敷いてある その中に私はひとり なにこの茶色い壁。外が見えない。