○○彼氏。【完】


その日の掃除時間。


ごみを捨てに行こうと体育館裏に来たとき、前方に叶汰と女の子がいた。


その光景を見たとき、あたしの中の勘が働いて、すぐに告白現場だと判断した。


あたしはちょうど叶汰の背中側のほうに咄嗟に身を隠した。


女の子が下を向いて目元に手を当てている様子から、叶汰にフラれて泣いているようだった。


やっぱ、陰ではモテてるんだよなぁ。


そんなことを思いながらぼんやりその光景を見ていると、叶汰が女の子に近づいていき、腰を少し屈めて









────キスした。