○○彼氏。【完】


でもやっぱりすぐに腫れは引かず、結局腫れたまま学校へ行くことになってしまった。


颯輝には今朝、放課後になったらいつも待ち合わせしているところに来てとメールを送っておいた。


それからはもう一切ケータイは見ずに学校へ行った。


学校に着くと、親友である中原のどかがいつもと同じように話しかけてきたが、あたしの顔を見るなり深刻そうな表情をした。


「・・・・・・・・なにかあった?」


と、のどかは少しだけ遠慮気味に聞いてきた。


「・・・・・・・・うっ、のどかぁぁぁあ!!」


のどかの顔を見て、昨日から張り詰めていた何かが弾き飛び、涙が溢れてきた。