「そんなに焦って大人っぽくならなくてもいいんだよ。あ、彼氏年上だから焦ってるんでしょ」 見事に図星をつかれたあたしは苦笑いを浮かべた。 「まぁね、あたしよりも年上の彼氏だもんねー。そりゃ不安にもなるよね」 うんうん、と腕組みしながら頷く志乃さん。 と、そこへ叶多にぃが志乃さんの隣の椅子に座ってきた。 「自分のペースで進むのが一番だよ」 柔らかく笑うと一緒に持ってきた三人分のココアをそれぞれの前に置いた。