「何……言ってんだよ結花……。こいつら敵だぞ…?ほら……危ねぇからこっち来いって……。」 「敵?危ない?……何言ってんの?敵は龍のほうだよ?」 「は……?何言ってんだよ結花……。」 いつの間にか話しているのは俺と結花だけだった。 炎龍にも結花のことを話してたから、炎龍全員、信じられないような顔をしていた。 「教えてあげるよ……。あたしはね…っ、 幽鬼総長の彼女なの……っ!!」 俺はすぐには結花の言ったことが理解できなかった。