外に出ると、もう引っ越しのトラックも俺達の乗る車も準備できていて、あとは俺が乗るだけだった。 これに俺が乗ったら………瑞華と柚歩とはサヨナラだ。 ……乗りたくないな。 でも、行かなくちゃ……。 最後にお世話になった家を見て、俺も車に乗り込もうとしたときだった。 「虎太ぁーっ!!あーそーぼ!!」 なんでこのタイミングで来るかなぁー…。 別れがもっとつらくなるのに。