「……陽月、ちょっといいか?」 ふと後ろから聞こえた声。 振り向くと、元担任がいた。 いたんだ………気付かなかった。 連れてこられたのは倉庫の裏側。 「こんなとこまで……どうしたんですか?」 「聞きたいことがある。 柚歩が言ってたことなんだが、きっとお前なら分かると思って。」 「お兄ちゃんが?」 「あぁ。」 そう言って元担任が話し始めた。