「もお、隠さなくていいのよ。」

それは私がおじさんと腕を
組んでデートしていたり、
ラブホに入っていく写真だった。

「な、んで、これ。」

「もぉ、病院中の噂よ。
私は噂なんて気にしないように
してきた。
だけど、この写真を
みぃを見かけた私の知り合い
が撮ってきたのよ。

信じられなかった。

周りの目なんて関係ないと
思うようにしてきた。

けど、もお我慢の限界なのよ。」


お母さんは手で顔を覆って、
声をあげて泣き出した。

「ごめん、ね。」

私はポツリとそう言い残して
病院を出た。

お母さんは病院中の人から
警戒されたような目で見られ、
陰口を叩かれていたそうだ。

子供が遊びで
おちょくりに来た事もあったそうだ。

私が、ずっとお母さんを
苦しめてきてたんだ。