それから、私は図書館に寄り天使に纏わる本を読みあさった。


「…違う……これも違う…」


キリストなら!と思い先程から“天使”の二文字を探しているのだが、それがなかなか見つからなくて困っていた。


「あーもう!何でないかな。」


だんだんとイライラが募って来たのか、ついには本にもあたりだした。


どうせ、これも無いだろうと目次を開けた時…


「!?あれ…これじゃん!」


目次には



1、キリストの始まり


2、神の存在


3、天使の存在







と書かれていた。




【天使とは、神の遣いでありまた、人々に幸せを運ぶ。堕天使とは、天使の落ちぶれであり、元は天使であったが神により悪魔にされたもののことをよぶ。】


【恋のキューピッドとしても知られていた。】


【天使は非常に繊細で普段は地上に滅多に姿を現さない。】

【天使とは、みちなるもの。そしてそれは、時として恐ろしいものとかする。それはまるで恐れを知らない戦士のよう。人間の存在を嘲笑うかのようにすさんだ目で人々を見下す。全ては彼らの“望み”のため…いや“野望”のため。時としてそれは】