「渚!! 俺は、お前に言いたい事がある!」 会場がざわつく。 入学式の明兄ちゃん事件以来だ(笑) 「渚!! 京都に行くって聞いて、避けててゴメン!! 俺、まだ考えが幼かった。 渚にも理由があったのに…。 ゴメンな…。」 みきが頭を下げる。 先生が壇上に来て、みきをを連行する。 「俺、渚が好きだ! 渚が帰ってくるまで待ってるから!」 みきが最後の言葉を言い終わったのと同時に体育館の扉が開いた。