「ええっ!?」
衝撃の事実に、思わず声をあげる。
「そんなに驚くことか?」
「ええと……はい」
あかねからして見れば、あんな変質者が牛耳っているオルディネに自ら進んで所属を希望するなんて、相当の物好きでない限り、まずいないだろうと思っていた。
「オルディネには単純に興味があった。いくら落ちぶれていたとしてもな」
「……」
「と言っても、書類で落ちたがな」
そう言って自嘲を漏らす駿。
申し訳なさそうに、若干眉根を下げる。
「すまない。大分話し込んでしまったな」
「いえ。色々と知れた事がありましたし」
あかねは励ますように駿に笑顔で答える。
「あの、気になったんですけど……葛城さんは、その後チームに所属とかは?」
「いや、他にも申請は出したが全て落ちた。今はこの養成所で非常勤として働いている」
――となると、葛城さんは
――無所属の異能者になるのかな。
もしオルディネに未練がまだあるのなら、所属する可能性はなくはない。
「葛城さんは、もうチーム所属とかに興味はないんですか?」
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