「なっ!?」
ギネヴィアは思わず、声をあげる。
「な、なんでアンタが知ってんのよ!!」
「彼とは長い付き合いでな」
「意味分かんないわ……それに!昔の男じゃないわよ!」
「では一夜限りの関係だったか」
「っ〜……!!うるさいっ!!」
いたたまれなくなったのか言葉を吐き捨て、ギネヴィアは勢い良く部屋から飛び出していく。
八つ当たりされたドアは、大きな音をたてて閉まった。
残されたジョエルは、それを不快に思う事もなく書類に目を通し始める。
まるで先程の出来事が全てなかったかのように、淡々と自分の職務をこなすのだった。
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