「巧、何してやがるっ!」

　
　やいや、やいやと乗り込んできたのは翔ちゃん。


　･･･助けてくれ。


　だけど･･･このノリだと。



「オレも雪好きなんだから、触るんじゃねぇ!!!」


　･･･(･Θ･;)

　やっぱそうきたのか。


「雪･･･雪･･･好きだ」


　あぁ･･･もぅぅぅ。


　次は翔ちゃんにがっしりとつかまえられて。



　顔、近い。


　翔ちゃんの吐息が唇にかかる。


　そんなことにピクンっと心臓がはねる。



　キス･･･されちゃう。


　抵抗しようと思っても、翔ちゃんも力が強いもんだから。



　ムリ･･･。