一輪の月下美人


利沙の部屋に2人は移動した。



「家どお?」


「変わんないよ。本当に…嫌な夢見るし」

うつむいてしまった。


「そっか。利沙ん家の子供になっちゃえばいいのに」


「駄目だよ。そんなの迷惑になる」

おじさんもおばさんも優しい。言えば協力してくれると思う。

(でも、ごたごたに巻き込みたくない)