「……ぶっ!!ははは!!お前サイコーだな。」
ヨシトの暴言を聞いたカズさんは笑い始めた。
「俺、お前らみたいな奴嫌いじゃねぇよ。ははは…。」
ヨシトのおかげ?で俺たちは気に入られたらしい。
「まぁ、ゆっくりしてけ。」
そう言ってカズさんは、テーブルに置いてあったタバコを口に加え火を点ける。
…かっけぇーな。
カズさんのタバコを吸う姿が半端なくかっけぇ…。
「…何見てんだよアキラ?」
カズさんが俺の視線に気付いた。
「いや、カズさんってマジでかっけぇーと思った。」
「はぁ?…バーカ、照れるじゃねーか。」
俺の言葉にまんざらでもない反応を示したカズさんはテレビをつけた。
俺たちもカズさんと同じようにテレビの画面へと視線を移したが…
「あ…。」
とんでもねぇ事になった。
「……お前ら、名前何だっけ?」
テレビ画面に釘付けになったカズさんが、確認するかのように俺たちの名前を聞いてきた。
その問いに俺たちは誰も答えられなかった。
何故なら…
『犯人は依然として街中を逃亡中ですが……』
テレビの画面には、俺たちの名前や顔写真が出ていたから。
バレた…。



