「私はね 何度も何度も 貴方が謝る事は 何もないと 言ったのに あの子は 聞かなくて 何も言えなくなっちゃったの だって本当に 思っているのに これ以上言ったら その気持ちが 偽りになりそうだったから それ以来平気だったけどね あら、ごめんなさいね 急にこんなこと」 「いえ、大丈夫です」 「あ、これ」 そういって 一つの封筒を 渡され 「これ、美亜に 渡して置いて」 そう言って笑顔で 行ってしまった