「あの子 昔から1人で 抱え込む癖があって 良かったわ 言える人ができて」 そういって笑顔を 見せた 「あいつ悩んでました 自分が生まれて来なかったら 良かったのにって そしたらお母さんも だれも悲しまなかったって」 すると美亜の母親は 泣き出した 「あの子 まだそんなこと 思っていたのね」 「美亜にネックレスを 見せてもらった事はある?」 始めてあった頃 俺が拾ったやつか 「あれをお父さんからの プレゼントよー って 渡した時 あの子 泣いたの 私にごめんなさいって言いながら」