リュウの言葉を遮ったのはショッキングピンクの彼だった。
そして私は彼から視線をずらす。
いや、だって目がチカチカするし。
「専攻の変更ってどうやんの?」
「ん?たしか、特館の南口受付でできたはずだが……!」
そこまでいってはっとしたようにリュウは口を閉じた。
が、遅かった。
「もらったぁぁぁああ!!」
「負けるかっ!」
ショッキングピンクが我先にと教室を出ると他の生徒たちも走り出した。
「んの、クソガキ共!俺の仕事増やすなつっただろうがぁあ!!」
リュウはそんな暴言を吐きながら教室を出た生徒の後を追って教室を出ていった。
そして、教室に残った数名の男子生徒たちはというと。
帰り支度を始めていた。
「帰るんですか?」
一番で近くで帰り支度をしていた美言に声をかける。
「ん?あぁ。俺は別に陽島先生に興味ないんで。確かに美人だとは思うけど」
質問に答えろよ。

