会場からこっそり抜け出した私が向かったのは私が小さな頃から気にいっている大きな桜の木の根元。 昔からそこで木にもたれながら眠るのが好きだった。 しかし、今日は先客がいた。 綺麗な顔をした少年。 なので私は自分が来ていた上着をかけてそっとその場から立ち去る･･･････―――――― ほど、私は優しくない。 「頭にシリコン入れれば柔らかくなるのかな。やってみます？」 １６才なのにバリバリ社会人。天才的暗記能力で覚える事に関しては最強、自分で考える事に関しては凶器そのもの。多種属性少女。 天王寺　桜-ﾃﾝﾉｳｼﾞ ｻｸﾗ- × 「緩めるぐらいなら絞めろ。大抵の事はそれで片付く」 やればできるのにやろうとしない。運動神経抜群の喧嘩の天才＆なにげドＳキャラとオカン系立場保持の最強男子高校生。 橘　大地-ﾀﾁﾊﾞﾅ ﾀﾞｲﾁ- 桜舞う木の下で天才姫と最強総長が出会う.........―――――。 このお話に出てくる人物・団体は全てフィクションです。

*.｡*.｡*.｡*.｡*.｡*.｡*.｡*.｡*.｡* 「姫様。どうか俺に貴女の身をお預け下さい。必ずや」 「嫌よ。自分の身は自分で守れるわ。」 「そうですか、ではそうしてください。な〜んて言うわけないだろ。おとなしくしろ。」 「ちょ、なにをするの!!離しなさい!!!このえせ騎士!!!」 「どうとでも。」 *.｡*.｡*.｡*.｡*.｡*.｡*.｡*.｡*.｡* 「本当に面白い奴だな。からかいがいのある奴」 ﾄﾞS腹黒騎士 ディル･プラッスィル × 「あのえせ騎士。どうにかしないとね。」 氷の姫 ルーナ･シルクス *｡.*｡.*｡.*｡.*｡.*｡.*｡.*｡.*｡.* 一部暴力的表現あります。 苦手な方は、おもどりください。 *｡.*｡.*｡.*｡.*｡.*｡.*｡.*｡.*｡.*