「おっと、確かに。おい、美言!雪治!盛り上がってるとこ悪いがおしまいだ。後は次の放課の時にしろよ。それと雪治はあの窓際の後ろから二番目の席な。」
苦笑いしながらそう言うリュウの言葉に渋りながらも従う雪治は美言と言う少年に一言いった後、席につく。
「まあ、後は特にやることはないから次の授業の準備が終わったら教室のなかでなら何でもして良いことにするか」
その言葉に教室が浮足立つ。
「ただし」
そんな中、釘を打つようにリュウの低い声が教室に響く。
「俺の仕事を増やすようなことはするなよ」
「要約すると、面倒事は起こすな……ってことですね♪」
「和泉、要約しなくていい」
いや、つい口が動いてしまったんで、不可抗力ということで。
あ、それと
「三好先生。次は専攻授業でしたよね?私、音楽室がどこにあるのか分からないんですが」
「あぁ、それなら俺が―――」
「リュウちゃん」

